オロチメダカの抱卵を発見しました。育成が楽しみ。
気温 27/34℃
8月2日(火)に、抱卵していたオロチメダカの雌からそっと手で採卵しました。
抱卵したままにしておくと、自然に雌の体から落ちて成魚たちに食べられてしまうことが多いのです。
よく採卵に使用するのはお手製の産卵床なのですが、今年は各メダカを採卵予定にしていたのに諸事情(隣家の工事等で狭いのです)で、設置していませんでした。
オロチメダカを眺めていると、4匹の雌が抱卵しているのを発見しました。
幸いにもお腹に抱卵したままでしたから、お腹から落ちる前にソッと手で採卵することに・・・。
逃げ惑う雌メダカを捕まえるのは苦労しました(あまり、乱暴にするのはいけないと思いながら)が、なんとか4匹から採卵することができました。
ボールに入れ、孵化するまで様子見です。
この孵化するまでの、1週間から10日ほどが楽しみですね。
もうしばらくすると黒い点(目)ができるのですが、中には無精卵としてこのまま白くなってしまう場合もあります。
もちろん無精卵からは生まれることはありませんし、発見したら水が痛むので取り除くことが大切ですね。
数日後に上記の卵を観察したのですが、無精卵は見られず全てに黒い斑点があります。
これはたくさん孵化するぞと、とても期待が持てそうな感じです。
そうそう、採取した卵は水道水に入れても構いません。
孵化するまでに、カルキは抜けてしまいますから・・・。
採卵したばかりでは、カルキの影響は受けませんよ。
また、採卵した容器の水はときどき新しい水(できればカルキ抜きの水が良いでしょう。当然、孵化が始まる頃には水道水はいけません)を交換・追加すると良いでしょう。
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この投稿が8月13日(土)ですから、実際には孵化が始まっています。
その様子は、次回に掲載するつもりでいます。
結構な数の稚魚が生まれたので、感動しましたね。
また、先日2回目の採卵を行いました。
1回目の孵化数が多いので、採卵は2回でやめようと考えています。
最終的に60㎝の水槽に放すことになるのですが、大きめの水槽ですから匹数が多くても大丈夫でしょう。