セパレーターの隙間を稚魚が通過。驚いて、対策を実施
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セパレーターの設置が、役に立っていないんです
先日の投稿で、メダカの分離飼育するためのセパレーター(名称:夏子と冬子の部屋)を取り付けました。
うまく設置が終わり、ホッとしていたのです。
しかし、意外な状況に、ビックリしています。
というのも、表題に書いたとおりなのですが。
水槽壁面に設置固定するには、この製品ではキスゴムを使います。
良いアイデアだと感心し、設置が完了して満足していたのですが、しばらくメダカの泳ぐ姿を眺めていて驚きました。
メダカ稚魚が、キスゴムで取り付けた隙間を簡単に通過し、右左に簡単に行き来しているではありませんか!
「えっ、稚魚サイズには無理なんだ!」ということになり、何のために設置したのだろうとガックリしました。
簡単に通過できるなんて!・・・これを機に水槽リセットを実施
前回の投稿では、今までの水槽を利用して工夫をと考えていたのですが、この機会に思い切った対応をしたいと思いました。
思い切った対応・・・水槽リセットです!!
そこまでしなければならないのかなとも思いましたが、交換したいと常々考えていたことに底砂があります(屋内水槽は、今まで黒い底砂でした)。
屋外水槽で使用している硬質赤玉土ですが、店頭で購入できたのはいつもの小粒サイズでは無く中粒だったのです。
これは、美観はもちろんですが、ミナミヌマエビ系のレッドファイアーシュリンプには、大きな粒に感じ眺めるたびに嫌な思いをしていました(粒の間に、挟まりそうだから)。
そうした底砂のことやセパレ-タ-の不都合もあり、思い切って水槽のリセットを決断したわけです。
新水槽の立ち上げには、今後いろいろ超えなければ条件があり戸惑ったのですが・・・。
現在泳いでいる、ブラックスワローメダカやオロチメダカの稚魚を、新水槽にうまく対応させれるのかどうか・・・ここが一番心配することです。
区分けした半分には、昨年生まれの紅帝メダカを投入するのですが、こちらは成魚ですからテストパイロットとしては十分でしょう。
水槽内にはバクテリアがいないわけですから、メダカにとっては大変な水槽に放り込まれることになるわけです。
カルキを抜いた水の使用をしていますが、状況としては最悪ですね。
一端決心をしたからにはと、突き進むのが私の悪いところ(いつもそうでは無く、優柔不断なのですが・・・好きなことには猪突型)で、今回もそうした面が出てしまいました。
投入するメダカたちには申し訳ないと思うのですが、そう思いながも行動はリセットに・・・。
リセットをするための初動は、以前の水槽掃除から・・・
屋内水槽を立ち上げたのは、8月中旬でした。
それから約1ヶ月以上の期間、慣らし運転(パイロットフィッシュには、紅帝風雅メダカ)をして、最終的にオロチメダカとブラックスワローメダカの稚魚を移動させています。
水槽立ち上げには十分な期間ではなかった(調べてみたところ、16日間ですね)のですが、元気に泳ぎ回っていました。
しかも、まだ稚魚の状態でしたから、とても心配だったのですが・・・。
なんとか問題も無く、今日に至ったわけです。
そうした経緯もあるのですが、リセットの決心をしたからには、立ち上げるための準備に取りかかることにしました。
飼育水の汚れは無かったのですが、水槽壁面には苔が発生しており、フネアマ貝を投入しても追いついていない状態なので、まずは水草の苔落としからです。
水槽のセパレーターは、キスゴムを使用しないことにしました
キスゴムで前後に固定する仕組みになっているのですが、最初に書いたようにそのキスゴムの間から左右に簡単に移動することが分かり、何か対策を・・・。
最初に考えたのは、キスゴムが原因ですから使用することを止めようとしたことです。
水槽内に固定しないと、セパレーターは安定して設置できません。
最初に思いついて実行したのが、透明なセロテープで数カ所を壁面に止めることです。
でも、この状態でも左右に仕切りができるのなら、多少の見栄えが悪くてもしかたがないかな、と考えていたのですが・・・。
時間が経つにつれて、セロテ-プが剥がれ始めました。
これでは役に立ちませんから、再度悩む羽目になったのです。
最終的に実施した方法は、我ながら素晴らしいアイデア
セパレーターの下部は、底砂に一部分埋もれています。
弱いながらも、多少の固定になっているわけですね。
それならば・・・!!
いつも使用している、レイアウト用の石が数個あります。
この石を積んで、セパレーターを動かないようにしたらどうだろうかとを考えつきました。
石組みを、少し高めに積むことで、左右に倒れないようにできるかもと思ったわけです。
レイアウト用に購入した石ですから、再び使用することで無駄にはならないのですから(水槽内が狭くなるので、使用には躊躇していたのですが・・・)
こうした使用方法であれば十分納得ができるので、水槽内が狭く感じるということより、実を取ることが優先ですね(キッパリ!!)
石は綺麗に洗い、しばらく乾燥させ、水槽内に投入できるようにしました。
稚魚ですから、新しい飼育水への投入は慎重に
上の動画では、右の方にテストパイロットを兼ねて紅帝メダカを数匹投入しています。
もちろん投入に関しては、水合わせ等も慎重に行っての投入ですよ(投入直後は元気なのですが、2~3日後がヤマですね:チョッと不安)。
もう一方の本命?メダカ(オロチメダカとブラックスワローメダカの稚魚)ですが、もう1日掛けて水慣らしを実施しています。
成魚と稚魚の違いから時間差を設けたわけですが、果たして効果があるのかは分かっていません。
ただ、私なりの努力はしているということが、最終的な納得感になれば良いのでは無いかと考えています。
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次の日(9月26日)には、一晩長く水合わせを行っていた生体(上記のバケツ)を、水槽内に投入しました。
こちらも、無事に長く生存して欲しいと、願うばかりですね。
感じたのは、横見の水景は明るい色のメダカが良いのかもしれません(オロチメダカ系は、目立たないのでチョッと寂しいかな)。
今後、投入予定のレ-ヴメダカに期待大です。