苔・藻の削除に、トゲナシヌマエビの効果はあるの?
気温 0/5℃ 晴れ
相変わらず、水草に繁殖している苔や藻の繁殖が止まりません。
水槽壁面は、フネアマ貝や石巻貝の働きで、かなり綺麗になってきています。
壁面の藻を主食にしている、フネアマ貝の食べ物が無くなるのではと、心配しているところです。
石巻貝は、岩の苔や藻を食べますから、今のところ心配していないのですが。
トゲナシヌマエビで、しっかり苔取りをしたい
以前から水槽に投入している、ミゾレヌマエビの働きが良くないのです。
エアレーションのスポンジ周辺に張り付いたままで動きが見られないのは、苔や藻の排除のために投入したのに、全く意味を成していないのにショック!!
この状況を打破するために、再び手を打ちました。
表題に書いた「トゲナシヌマエビ」の投入です。
苔取り最強と言われるヤマトヌマエビを考えたのですが、食害(ときには稚魚や水草も食べてしまう)も多いと聞きます。
小さなミナミヌマエビについてもよく話題に上っていますが、苔取り能力の低さが目立ちますね。
両ヌマエビの中間的な大きさ(ミゾレヌマエビよりやや小さい)のトゲナシヌマエビですが、ネットでの評判は上々です。
ヤマトヌマエビのような食害は無く、それでもしっかり働いてくれるとのことです。
これは入手するしか無いだろうということで早速注文をし、昨日届きました。
当然ですが、今まで生体を水槽に入れるときと同様に、温度合わせや水合わせを行ってからの投入です。
しっかり(4時間ほど)温度・水合わせを実施して、水槽内への投入です。
流されて水槽内に入りましたが、底に付いてからは元気に手(足?)を動かしています。
数分も経つと、早速それぞれ勝手に移動していきました。
ミゾレヌマエビがトゲナシヌマエビに触発された?
トゲナシヌマエビの動きに触発されたのか、あまり動きの無かったミゾレヌマエビですが、いつもより活発な印象です。
活発に水槽内を移動してくれれば、トゲナシヌマエビを購入することは無かったのにと、ちょっと残念な気持ちもしましたが、触発されたのであれば購入した甲斐があったというものですね。
よく見ると、後から石の上に現れた1匹のミゾレヌマエビは雌のようで、抱卵していますね。
残念ながら、卵は汽水域(海水と真水の混じる水域)まで流されて、そこで孵化して育ち遡上するのです(すごく、もったいないです:涙)。
トゲナシもミゾレも苔・藻取りの活躍を期待
話を元に戻して・・・。
ヌマエビの多い水槽になったわけですが、苔・藻を食べてくれないと意味が無いので、2種類のエビの活躍が楽しみです。
以前、購入したヤマトヌマエビは深いバケツに入れていたところ、逃げ出していなくなってしまいました。
ヌマエビは、この2種が本格的な導入となるわけです。
ミナミヌマエビは屋外水槽の1槽のみにいますが、増えるばかりで働く気配が見られないので、やや放置気味ですね(冬季の屋外水槽でも、生き抜いています)。
屋外水槽に投入していても害にはなりませんから、屋外水槽を綺麗にしたときには他の水槽にも入れようかな。
いろいろな種類のヌマエビを投入した経験を持っているのですが、トゲナシヌマエビは初めてです。
果たしてどのような働きをしてくれるのか、大いに楽しみなところです。
昨日投入して、今朝水槽内を眺めてみましたが、1匹も発見できませんでした。
この室内水槽の環境に慣れることが大事ですが、早く本領を発揮してくれないと困ります。
ミゾレヌマエビと同様では、本当にショック!!
そうならないことを、祈るばかりですね。